「ーーージョ、ジョンさん!!」
「っ!?」
ふと、ガイドンが急いで駆け寄ってきた。
そして俺の目の前で止まる。
「ハァ、ハァ…ジョンさん…!
ーーー見つけたんすっ!
屋敷を見つけたんすよ…!」
「っ…屋敷だと!?」
「はい!!」
ガイドンは私にさらに近づくと、嬉しそうに俺に顔を近づけてきた。
「灯りは点いていたから人は住んでるはずです!!
助けを求めに行きやしょうよジョンさん!!
ニカさんのためにも…!」
「……っ」
ガイドンが言った事実に、最初は希望を持ったが…
少しずつ不安が襲ってきた。
どこの町にも所属せずに、ただポツンと佇んでいる屋敷。
周囲からあえて距離をとっているような屋敷を訪れるのはーーーどこか危険な匂いがする。
「行きましょうジョンさん!
はやくニカさんを助けないと!!」
ガイドンは俺の腕を掴むと、強く引いてきた。
「……っ」
確かにニカの状態はあまり良くない。
ここはーーー
ニカを助けることを優先しなければいけないかもしれない。


