ーーーゼイルのもとを去ってから、はやくも3年が経っていた。
「あー兎ちゃーんっ…
女不足だー女くれー」
「うるさいぞ、鷹目」
俺は18歳、鷹目は21歳になっていた。
俺は鷹目と組んで、殺し屋という仕事をしていた。
もう仕事以外で人を殺すことはなかった。
「じゃあせめてパンツをくれー」
「意味がわからん」
俺と鷹目は近くの武器屋で、新しい武器を選んでいた。
武器を選ぶのは一苦労だった。
自分の目で剣を見極められないことはもちろんだったがーーー
「え!兎ちゃんそれにするの!?」
「…っ…じゃあこっちはどうだ」
「え!兎ちゃんそっちにしちゃうの!?」
「……っ」
鷹目が執拗に惑わしてくるのが一番苦労することであり、かつ腹立たしいことだった。


