もう君がいない



茉菜に好きな奴がいると知った時は、相当ショックだった。


そいつの帰りを待って、

悲しそうに、苦しそうに笑う茉菜を見ていられなかった。


俺はここにいるのに、、

いつだって茉菜の隣で、茉菜を守るのに、、

茉菜を悲しませたりしないのに、、


ずっと悔しかった。


でも、だからって諦めることは出来なかった。


茉菜が他の誰かを好きでも、

俺のことは友達としか思ってなくても、


それでも、俺のことを見て欲しかった。


もし、俺の方を振り向いてくれる可能性が1%でもあるのなら、、

俺はその可能性にかけたい。


そう思ったんだ。



茉菜に片思いを始めて1年ちょっと、、


その1%の可能性が、、

ほんの一握りの奇跡が、、


現実のものになった。


ダメもとでぶつけた俺の想いを、

茉菜が受け取ってくれたんだ。


茉菜と付き合うことになった。

茉菜が俺の彼女になった。


俺が、茉菜の彼氏になれたんだ。