もう君がいない




「ちょっと、話せるか?」


「うん。」



やっと聞けるんだね。

蓮の口から。


アメリカに行って、蓮に何があったのか。

今までどうしてたのか。

この、約4年間のこと。




「とりあえず、茉菜との約束、守れなくてごめん。1年で帰って来るって言ったのに、4年もかかっちまった。」


「待ってたんだよ、ずっと。何があったの?アメリカで。病気は、、?」



何よりも私が聞きたかったこと。


、、蓮の病気が、治ったのかどうか。


それが、一番気になっていた。


ずっと、心配していた。



「病気は、もうほとんど心配ない。」


「本当?治ったの?」


「ああ。完璧ではないけど、大丈夫。まあ、やっぱりまだ運動とかは出来ないけど、日常生活には問題ない。」


「良かった。本当に、良かった。」



蓮は、、生まれながらに心臓病だった。


小さい頃から、ちょっとしたことで発作を起こしては、入退院を繰り返していた。


運動なんて、もってのほか。