結局あれから、勇介は昼頃にやってきた。
なんか、屋上で寝過ごしたらしい

おまえばかじゃねーの、とか言われながら友達に囲まれてる勇介を見ると、
パチッ
目が合った。

そのままじーっと見てると、勇介はふいっと目を逸らし、また友達と楽しそうに話し始めた。

なによ、あれー
用もないなら見るなっつうの。
…まあ、今朝みたいに変なのよりかはよっぽどマシだけどー

普通に戻ったみたいだし、またあとでもう一回聞いてみよう。