先輩と私と幼馴染みと

とにかく美優を助け出す事が先だ、と
思わず凶暴化しそうになる自分を抑え、美優を外へ連れ出した。

美優の腕を引いて、あの教室から充分に離れたとき、
俺はやっと自分がとても早歩きだったことに気が付いた。

そこで、足を止めて振り返ると、美優は泣きながら歩いていた。