「今日から一緒の学校よろしくーう。」
ああ海くん。この笑顔振りまいてる天然たらしにどれだけの人が顔を熱くさせてるのか分かっているのだろうか。
「去年の入学式以外とすぐ終わったから寝る心配はないよ。莉央ちゃん、凪のことよろしくね!」
「はい。凪くん入学式なんだからこの日は寝たらダメだよ。」
何故か今日私は凪くんの保護者になるらしい?
「莉央、人のこと言えねー。俺この前帰り道に寝ながら帰ってるの見たぜ。」
えっ、それは危ないよ…とオロオロし始めた海くん。
てかなんて情報…!それにその日はテストで時間があっというまにすぎちゃって寝る暇がなかったのだよ。
「それは..テストで寝る時間がとれなくて…」
