「ほんと汚ねぇ顔、こんな女ありえねー」
そんな女とキスをしたのはあなたですよむくろ君。
ワタシをこれ以上好きにさせてあなたはどうするつもりですか。ねえワタシ、地獄になんて逝きたくないですからね。
「い、い…いい…いま、き…」
「じゃ、あとは自分で冷せ」
俺は教室戻るからな、と言うとベッドからおりてむくろ君は保健室から出ようと歩き出す。
「……む、むむむむむむ…むく」
「その口捥いでやろうか?」
はい、ごめんなさい。
頭が真っ白なんです。
そしてむくろ君は出入り口まで行くと、何かを思い出したかのように立ち止まり振り返った。
「…命令、お前が泣かされるのは俺にだけな」
むくろ君は一言そういうと姿を消した。
「………」
ほんっとにゲスいですねむくろ君。
〜おわり〜



