「それでなー!」




「まじかー、お前やるなー」





本当に不真面目だとおもう。


部活の内ラン中におしゃべり…

そして、なんで歩いてるんだろう

私はバレーボール部なのだが
私的目線で考えると部活のイメージがある
その中でサッカー部はおそらくゲスだろう。


バレーボール部も校内ランニング中
すると、人の塊がみえた

それがサッカー部。


私は男の人約5人の集団の横を通りたい…

が、なかなか通りづらい。
という状況になっている


サッカー部ってなんか嫌な雰囲気を持っており
少し苦手。

確かにかっこいい人が多い部活だとおもう
でも、チャラチャラしてる

その会話も下ネタだし

なんか通りづらい


と、横を通り過ぎたと思ったとき案の定


茶髪のサッカー部の人に話しかけられた。


「お、麻衣~いぇ〜い」

え、なんで、話しかけんの…

「…」


こういうノリは苦手だった


「え、アハハ…」


苦笑い

多分、それすらも聞こえてなかったのかもしれない


すると通り過ぎた後は当然のことながら後ろからは


「アハハ、お前無視されてんじゃん!」


無視したつもりはないんだけど…

私、イメージダウンしてるよね…

そうして私は走ってると凄く息の荒い人が後ろから走ってきているようだった


追いつかれちゃう
ペース上げなきゃ…


「ハァハァ…」


その人は私のことろまで来ることなく
後ろでサッカー部と何か話してた

なんだ、サッカー部か…


すると
「お前らちゃんと走れよー」

え、


「何言ってんのさ"まつ”。

お前真面目だな」







サッカー部ってこんな真面目な人いたんだ…


私は素直にびっくりしてしまった




”まつ…”



"まつ"さんは私を軽々と追い越して走って行った