そしてこれから大人になるようで

そんな私をさらにどん底へ突き落としたのが
それから3日後の勇世からのメールだった。

『悪い、その日予定あるんだ。友達と遊び行く約束してて。』

日曜日の朝
今日遊べないかとメールをした、それの返信。

「なにそれ…」

口からは乾いた笑いしか出てこなかった。

知ってるのかな?
最近まともに話をしてないって。
その上、休日も私と会う気はないと…。

勇世は平気なんだろうな。
私といなくても。

「勇世にとって、私ってなんなんだろ…」

ポツリと呟いて、私はベッドの上でうずくまった。