わたしと私。


「ねぇ、あなたのこと、なんて呼べばいい?」私は一応“わたし”に聞いてみる

「ん〜、どうしよっか〜?普通でいんじゃない?」

「いや、普通がわからん(笑)」

「DA☆YO☆NA」

「あ、じゃあ、さくらからとってさらとかでいいかな?」

「いいんじゃない?向こうの世界では名前なんてなかったし……」

そうなんだ……、鏡の世界には名前はないのか……

……ん??
「ねぇ、さら、私たち今話してるじゃない、みんなには見えてるの?」

「一応見えてない、つまりさっきからお前は1人で会話してるように見えてるわけ(笑)」

「な!なにそれ!!早く言ってよぉぉ〜」

「ご、ごめんって!ちょっとしたイタズラ心だよ!たぶん……」

「ちょ!たぶんってなによ!!たぶんっt「ほーら、おうちついたよ♪」

……仕方ない、
でもお母さんとお父さんに
1人で喋ってるとこみられるのは
まずい……

「家の中では、私の部屋の中だけで話してね!」

「わかったよ、」

こうして私とわたしによる
お話が始まるのです。