「悠真!!ちょっと彼氏とあってくるね!!」

俺の部屋に姉ちゃんが突然入ってきてそう叫んだ。

突然入ってくんな!!

「じゃあ、由希ちゃんとお留守番しててね~」

「ちょ!!」

二人きり!? 無理だろ!!

「バーイ♪」

ルンルン気分で姉ちゃんは家を出た。

俺の意見なしか!?

「いちょう…夕飯はさそうか。」

そう呟いて俺は姉ちゃんの部屋の前にたった。

「失恋ってきつい…何で…あんな軽い気持ちでやったんだろう…」

え?由希がそんなこと言うなんて…あいつはいつも弱音をはかなっかたのに…

「入るぞ…」

そう言って部屋に入ると泣いている由希の姿があった。

俺…なんてことしたんだ…