自由を求めて



〜??Sido〜



「おっ、帰ってたのか?」


廊下を歩いてると流綺とすれ違った。



「白龍の件はどうなった…?」

「それがよ…ーーー」



流綺の話を聞き俺はピンっときた。


上手くいけば、あいつらを倒せるはずだ…


その為にはまずその九条のお嬢様を確かめる必要があるな…



「あいつなら階段下の部屋に居るよ」

「分かった」



階段下の部屋、確かあそこは…




「…流綺の奴、俺にやっれって言うのかよ」


ま、いいけどよ。あいつらを倒せるなら俺はなんだってするんだからな…



口元に笑みを浮かべその部屋へと俺は向かった。




が、しかし…


その部屋の前に着いたとき聞こえたか細い声に、俺の心は小さく鳴った。



「…九条なんて嫌いだ…」



それは今にも消えてしまいそうなくらい、小さく弱々しい声だった。





思えばこの時から俺の中でなにかが変わったんだーーー…