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「ん…」

「わー!おばあちゃん!
女の子が起きたよ‼︎」

ドタバタと騒がしい音がする。


「ここは…どこ…」

ゆっくり起き上がると私の部屋でないことは確か。

あれ、私どうしたんだっけ。

なんでこんなところにいるんだろう。


「あなた、具合はどう?」

「え…」


声のした方を見てみると優しそうなおばあさんと、おばあさんの後ろに隠れてちらっとこちらを伺っている男の子がいた。