それから、私たちは屋上に行き他愛のない話をしていた。




お互いの呼び方とか…。




私は、彼女のことを雪乃ちゃんと呼ぶことにした。




雪乃ちゃんは、A組は有名だから私のことは知ってても可笑しくないはずだった…。





と言うけれど、





「私は、空気だから覚えられなくて当然」




って言ったら2人して笑っていた。




私には、笑うポイントが何処にあったのか謎だ。





そして、






今日は、この日から、私たち幼なじみの仲に亀裂が入ってくることなんて







誰が予想していただろうか。