あ い の う た <実話>

そして夢のような出来事は続いてく…



緊張して隅っこの席に座ったあたしたちの横に
涼介さんが座った。



涼介さんは
『俺酒弱いから地味な席にいないと危ないのよ』
と少し恥ずかしそうに笑った。



『えー!?意外なんですけど』


『だろ?みんなに馬鹿にされるんだよ〜』




『こっちはフツーに飯食おーぜ?』



打ち上げに慣れないあたしたちは、
涼介さんの言葉に大きく頷いた。