今日はあたしたちの住んでる場所から1番近いライブハウスでのライブだった。
終電を気にしなくていい分、『今日こそはメンバーと話したい』と、思いながら三人が出てくるのを待っていた。
『あ、賢太さん出てきた-!』
ベースの賢太さんが出て来ると麻美は走って行ってしまった。
あたしが麻美を追い掛けようとすると、
『お、ゆな!』
後ろから声を掛けられた。
『…ッ涼介さん!!!』
『話すの久しぶりじゃね-?ライブにはよく来てくれてるみたいだけど。』
あたしは言葉が出ず、
口をパクパクさせた。
『なんで名前…?』
『あ?』
『あたしの名前…。』
『ああ…前に聞いたじゃん?』
たった一回教えただけなのに、
覚えててくれてるなんて
嬉しすぎる!
『凄い…記憶力ですね!』
『まあね、俺、おんなのこ大好きだもん』
…え?笑
『おい、真に受けんなって、笑』
あたしの表情が引き攣ったのか、
涼介さんはすかさずツッコミをいれた。
『だって涼介さんそーゆうこと言わなそうなんですもん!』
『…だってさ、どうよ?』
と、涼介さんは搬出作業の途中で偶然通り掛かったドラムのリクさんに話を振った。
『ん?何のはなし?』
リクさんはその場に荷物を置いて話に加わってくれた。
終電を気にしなくていい分、『今日こそはメンバーと話したい』と、思いながら三人が出てくるのを待っていた。
『あ、賢太さん出てきた-!』
ベースの賢太さんが出て来ると麻美は走って行ってしまった。
あたしが麻美を追い掛けようとすると、
『お、ゆな!』
後ろから声を掛けられた。
『…ッ涼介さん!!!』
『話すの久しぶりじゃね-?ライブにはよく来てくれてるみたいだけど。』
あたしは言葉が出ず、
口をパクパクさせた。
『なんで名前…?』
『あ?』
『あたしの名前…。』
『ああ…前に聞いたじゃん?』
たった一回教えただけなのに、
覚えててくれてるなんて
嬉しすぎる!
『凄い…記憶力ですね!』
『まあね、俺、おんなのこ大好きだもん』
…え?笑
『おい、真に受けんなって、笑』
あたしの表情が引き攣ったのか、
涼介さんはすかさずツッコミをいれた。
『だって涼介さんそーゆうこと言わなそうなんですもん!』
『…だってさ、どうよ?』
と、涼介さんは搬出作業の途中で偶然通り掛かったドラムのリクさんに話を振った。
『ん?何のはなし?』
リクさんはその場に荷物を置いて話に加わってくれた。
