あ い の う た <実話>

『どうも〜〜〜!!!!』
とりあえずデカイ声出してみる。

一斉に教室の中のみんながこっちを見た。

数人笑ってンのが目に入る。



まずはそこから固めるか!




その笑ってた数人に俺は声を掛けた。

『ね-ね-つうか四階とか超遠いよね…?俺すでに疲れたンだけど!!』

『確かに!!!つ-かお前誰だし!』

『あ?俺?聞いちゃう!?どーしよっかなぁ?』


『やべ-!こいつうぜ-よぉ』

みんながケラケラと笑った。


『俺、寺山尚!よろしくに〜〜』




出足はまずまず好調…ってとこ?