あ い の う た <実話>

『どっか行く?』



『うん、でもミキ酔ってるし……。』




『んっか。じゃあ休めるとこ行こっか♪』





自然な流れ。
今日は簡単だった。




ホテルに着くと、ミキは一応嫌がった。


こーゆうの、スゲーめんどくさい。



『誘ったのはお前だろ?』という言葉は飲み込んで、優しい言葉を掛けた。



ミキは満足気にホテルに入ることを承諾した。