あ い の う た <実話>

自遊人がステージに登場する。



初めて見た時と同じ興奮がそこにあった。




どんな薬よりも、あたしを苦しみから救ってくれる。



どんな愛よりも、優しくあたしを包んでくれる。




自遊人の曲。





あたしはすべての悲しみを忘れて、
自遊人のライブに夢中になっていた。