あ い の う た <実話>

『なんか……夢見てるみたいかも。』




『夢かもね…笑』





『夢でもいっか、笑』





『夢じゃないよ…。尚……好き。』






それから二人、
手を繋いだまま



眠りについた。




あたしは夢の中でも、
尚と手を繋いでいた。