あ い の う た <実話>

『ゆなちゃんかわいい』
尚はそお言うと、ぎゅっとあたしを抱きしめた。



『俺のこと見て?…もっと。』
見つめられると、どうしても恥ずかしい気持ちが勝って、つい顔を背けてしまう。



『ちょっ〜!照れんなっ…』




『だって…この前まで友達だったのに…急に…』
あたしが色々言い訳をすると、



尚は、
『俺はずう〜っと前からゆなちんとこーしたいって思ってたんだけどなあ。』
と言って、軽くキスをしてきた。




『…もっと俺の事好きになって…?』



今度は深く、
唇が重なる。




あたしは尚の気持ちに応えなくちゃって必死だった。



そのまま尚の手は、スルスルと動きあたしの服を脱がせていった。




『尚、意外とこーゆうの慣れてるンだ?』

『しッ!そーゆうこと言わないの!』


再び唇を塞がれる。






ねぇ、尚…?


あたし、尚のこと大好きだったんだよ?



この時、



あたしの気持ち


少しは尚に伝わってたのかな?