あ い の う た <実話>

帰り道…
尚が口ずさむメロディーはとても甘く、あたしに響いた。




-君に恋-


君は僕の空に色塗る
染めてもっと相応しい僕に
責めてまだ臆病な僕を

怖くない
もう何も怖くない

君が手握ってくれるなら

きっと雨は上がるだろう


固く結んで
遊んで 壊して
君に恋をしてる

これからの二人に
強がりな君はいらない

抱きしめて
隠してあげるよ

なんでもない今日が
ロマンチックに染まってく

固く結んで
遊んで 壊して
君に恋をしてる



君に恋をしてる






あたしは尚に、
恋をしていた。