あ い の う た <実話>

『は?お前何やってんの?』



一時間くらいすると、
涼介さんは帰ってきた。




『涼介さんのこと待ってました。』



『あほか!電話しろよっお前何時間ここにいんだよ?』




『一時間くらいです、笑』





『そんくらいで済んだから良かったもののさ〜。あ゙〜とりあえず入れ!』




涼介さんの部屋に入るのは二回目…。



【ギターが一本増えてる】
とか、瞬時にそんな事を考えた。




あたしがギターを見ていたのに気付いたのか、
涼介さんは、



『それ、新恋人。』
と笑顔で紹介してくれた。