『尚〜やべ〜お前いいわ〜!笑』
『尚超かっこよかったよぉ〜』


尚がステージを降りるとみんなが一斉に尚を取り囲んだ。





あたしはどうしてもその中に入っていく気にはなれなくて




先に体育館を出ることにした。





どうしても……
素直になれない。




結局あたしは、
何も変われてないのかも。




そんなことを考えながら、
ひとり歩いてた。