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憧れの人が思った以上にプレイボーイなのがショックだったんだ。
と、思う。たぶん。
少し前を歩くシュウさんの背中をぼんやりと見る。
さっき待ち合わせて、水族館内に入ったばかり。
「おーすげー」
「この魚かわいい」
前を行く3人は楽しそうに水槽を眺めている。
みや、打ち解けるの早いな…。
私は、自分でもわからない気持ちを持て余してぼんやりと水槽を眺める。
「みけ?」
と、私に声をかけたのはケイタさん。
みやがこっそり、カッコイイ!と悶えていたように、私服もイケメン。
「ごめんなさい」
ぼーっとしてたから置いていかれそうになったのか、と謝る。
「みけって不思議だよな。本当に猫みたい」
ケイタさんはそう笑う。
不思議、なんて初めて言われた。
「そうですか?」
「うん。敬語使うのも不思議」
「これは…クセみたいな」
「タメ口でいいのに」
「まぁ…そのうちに」


