こだまする三毛猫の声




シュウさんは手で顔を覆っている。


よく分からないけど、まぁいいか。


「私、何をしたらいいか正直わからないんですけど…」


「んー、二人で会わせてみるか」


「いきなり二人で、ですか?」


「無理そうだったら俺たち含めて四人にするとか」


「あぁ、それなら…」


私の感覚が普通と違うのかな。

いきなり二人きりなんて、急すぎる…。


「ケイタには話しておくよ。日時はまた後で」


そう言ってシュウさんは携帯電話を見せる。

「あとの連絡は、また携帯電話で取ろう」ということだと解釈して頷く。


「私も言っておきます」


ということで話はまとまり、私たちは立ち上がる。


(相談してよかった。一人じゃ何したらいいのか分からなかったな…)


シュウさんを見上げて、その横顔を見つめる。

横顔でもかっこいい。

憧れの人が横にいることに、胸のあたりがそわそわとした。