さて、みや の恋を手伝うと言ったのはいいものの。


(どうしたらいいのかな…)


たま、すず…に相談したら半分くらい遊ばれるのは目に見えている。

みや もそこを分かってて私に言ったんだろう。


部屋に戻る前、とりあえずもっと話して仲良くなる宣言をした みや。


ケイタさんの隣に座ってはいるけど、みや が話しているのは すず だった。


私は紅茶を飲んで、どうしたものかと息をついた。


「みけ歌った?」


と、今度はシュウさんに言われる。


私は首を横に振った。