「は?何言ってんの?萌香この何年間のあいだに頭おかしくなったの?大丈夫か?」

な、な、なんだとおおおぉぉぉぉぉ。
頭がおかしくなったの?じゃねぇーよ!

「あんたなんか、絶対裕くんじゃない!
裕くんはもっとね、かわいくて、頼りになって、私が泣いた時いっつも慰めてくれる優しい人なの!」
私は自分の机を手で叩きながら言った。

「へぇ〜そうなんだ。俺小さい頃そんな感じだったっけ?あんまり覚えてねぇ〜」
笑いながら去っていった。
覚えて・・・・・ない?