悠くんは綾を、
賢翔くんは、私を
家まで送ってくれた
「私の家、ここ」
街灯の少ない道に建つ一軒家を指差した
「あ、もう着いたんだ!
今日は遅くなっちゃって悪いな。お母さんとか大丈夫?」
「うん…
ちゃんと連絡してあったから大丈夫」
周りから見たら私のお母さん。
"あの人"が私の事なんか放ったらかしで
ほとんど家にいないなんて、
私の事なんか
自分の子供として見てないなんて、、
言えなかった。
「そっか。それならよかった!」
「うん。ありがと
送ってくれて」
「男として当然
そうだ。
綾ちゃんの連絡先教えてよ!」
「あ、いいよっ」
急いで携帯を取り出した
連絡先を交換して
また明日ね
って手をふって
お別れした。

