恋の味

いつもみたいにたーくさん、話し終わって時計を見る。


はえぇっ!


もうお昼の時間だよ!


「ももちゃん、今日休みなのににこといていいの?遊びに行かないの?」


「いいのいいの。」


部屋の棚の上にあった花瓶の花を入れ替えていたももちゃんが、戻ってきながら笑った。


「今日は足が痛くてね。どこにも行きたくないの。光輝も陸もサッカーの練習でいなくなっちゃうし…。それに、にこといる約束だったじゃない?」


確かに倒れる前に、振り替え休日は一緒にいようって言ってたけど…。


こんなことになっても約束を守ってくれるなんて。


「ありがとうももちゃん!」


ももちゃんは頭を撫でてくれた。


「何言ってんの?もう、今更よ。」


ももちゃん…!


「うん!」