恋の味

「りく!にこ!」


声は聞こえるけど、どこにいるかはわからない。


声の主はもっちろんちゃんとわかってるけどね〜♪


「…光輝こっちだ。」


りっくんが空に手を伸ばす。


あちゃちゃ。


全然違うなぁ、にことりっくんは。


「光輝たちだよ。」


「うん。どこにいるのか見えない…」


今もまだ移動は続いてて、抱きしめられたのは終わったものの、りっくんに肩を掴まれて立ってる状態なんだ。


にこ、ちっちゃいから危ないんだって。


そんなことないのにね。


…といいながらも、りっくんにつかまらないと立てないくらいざわざわしてるんだよね。


正直ありがたい。


「ありがと、りっくん。」


「べつに…////////」


相変わらず、照れると真っ赤だねぇ!