恋の味

「ありえなーい!絶対お父さん写真とるよ!お兄ちゃんも!」


お父さんもお兄ちゃんも、にこの行事の時はプロかってほどうまく写真を撮ってくれるの。


いつもは全然頭なんか気にしないんだ〜。


だけど写真撮られるのはとーーーーーーーーっても恥ずかしくて、少しはましになるようにしないと!っておもっちゃうの。


「髪やるために来たんだよ。」


にこの部屋で髪をとかしてくれるももちゃん。


手さばきはお手の物!


気がついたら、前髪がくるんとポンパドールになっていた。


「はい。今日はこれでいんじゃない?」


「ありがとぉももちゃん!」


ももちゃんには最近いろんな髪型を試させてもらってるんだ。


上手なんだよーももちゃんは。


にこなんかぜんっぜんだめだけど。


「にこ、持ち物大丈夫?」


持ち物をもう一度ももちゃんと確認したら一階に下りる。


「おはようりっく〜ん!…ふふふ」


りっくんの髪がまた跳ねてたわけではないよ?


りっくんの他にいた男の子が、予想通りだったから笑っちゃった。


今日もキラキラな髪の毛。


「おはよう光輝くん。」