恋の味

にこと春風が並んで歩いて、その後ろを光輝と歩くことになった。


「春風がクレープ好きとは意外。」


「はははっ!確かに。でも、それももっちに言うなよ?ももっち怒るからー!」


うん。


見たことあるから大丈夫だよ光輝。


「クレープ好きって意外!」と言った男子に、かかと落とし+腹パンチ+ひじてつ。


それを5秒以内におわすという凄技を見たのは、忘れられない。


しかもそのあと男子に向かって「何か言ったぁ?」という悪魔の微笑みをみせた春風。


それこそ脳裏に焼き付いて離れるわけがないだろ?


「昔から好きなんだよももっちは。」


「クレープなんて乙女だな。」


「だよなぁ〜。あのももっちがクレープ好きとかギャップ萌え!」


光輝って分かりやすいよなぁ…。


だって今確実に眼がハートマークだし。


春風にばれないのが奇跡だって。


「りーっくん!」


いつの間にそんなに食べたの?


にこのイチゴアイスクリームはもう半分。


「…なに?」


「あのさ、アイスクリーム、一口くれる?」