誰の為に頑張ってるのか?・・・ちょっとわかんないかな・・・?



ゴソッ・・・



「誰!?」


[私です。鈴李です]


「嘘っ!鈴李!?」



私が驚いていると目の前にさっき見た姿と変わらない鈴李が現れた。



[翠珠・・・これからあなたにして欲しいことをいいます・・・これは断ってくれても構いません]


「うん・・・何?」


[新選組の皆さんの事を守ってあげてください・・・]


「新選組を?私なんかが?」


[翠珠は知っているかも知れませんが・・・いや知っているでしょう。新選組はあんなに頑張っても報われない最後を迎えました・・・]


「うん・・・そうだね」