「では、両者とも準備はいいですか?」


「「はいっ」」


「では・・・よーい始めっ!!」



✡。:*


時は10分前に戻る・・・




「木刀にしますか?真剣にしますか?」


「総司・・・流石に真剣はダメだろ」


「そうですね。じゃあ、木刀にしましょう・・・平助は自分のを翠珠さんはここで好きなのを選んでください」



沖田さん何か拗ねてる?



「じゃあ・・・これで」



私が選んだのは使い古されてていかにも手に馴染みやすそうな木刀。



「へぇ、翠珠ちゃん新しいのじゃなくて古いの選ぶんだ」


「へ?はい。こちらの方が使いやすいですし」