そう、この日私が舞を舞うまでは・・・ 「鈴李ーもうすぐだよ準備は・・・できてるね」 「大丈夫です。お母様」 「鈴李はいつも通りに舞えばいいのよ」 「はい!」 「良い返事だ」 舞を楽しみにしていた私は失敗したくなくて、最後にもう一度練習した。 そして、本番・・・ 『鈴李の舞を見に行くからよぉ!』 そうだよ・・・皆のためにも頑張らなきゃ! そして、私は舞った。