「そんな事よりも翠珠。部屋に行きましょう」


「うん」



私達は少し早く歩いて部屋へ向かった。



「翠珠。僕に翠珠の事を教えてくれませんか?」


「いいよ!総司になら!」


「ありがとうございます♪」


「私の家族はおばあ様なの」


「?ご両親は?」


「私が4歳の時に事故で・・・でも、おばあ様がいたから!全然平気で。おばあ様は私を心配してか、知り合いの・・・あ、私の師匠の所へ剣道を習いに通わせてくれたんだよ」


「・・・」