「あらここは、女人禁制じゃなかったのかしら」



い、伊東甲子太郎さん・・・

多分まだ新選組に入隊していないはずなんだけどなんでいるの・・・

でも、どうしよう!?
そ、総司助けて!!!



「翠珠?どうしたんで・・・伊東さんですか
・・・お久しぶりです」


「あら!沖田さん!!」


「すいません。今は急ぎの用があるので。
それじゃあ」



総司は本当に嫌そうに私の手を引っ張りながら伊東甲子太郎を見ていた。



「・・・総司?」


「あなたは・・・まだ帰って来ないのかと思って迎えに来たら伊東さんに絡まれているとは・・・」


「ごめんなさい・・・」