…………




「あーっつ!!」



「おい、祐太!ちと窓開けろ」


「へいへい」


今は6月梅雨も終わりもうすっかり夏って感じ

俺は水瀬涼太(みずせりょうた)高校2の17才


「おお〜今日も澪ちんかわいーわ」


そんでこいつが桜城祐太(さくらぎゆうた)


「ん~誰だっけそいつ」


「はぁ?!お前バカ?」


一言で言うと祐太はチャラい。

「冗談だよ。俺は興味ないけどね~♪」

「あ~お前俺みたいにモテるくせに女興味ないもんな〜」


自分でいいやがったな、こいつ


「澪ちんさ~可愛いのに彼氏いないんだよ。チャンスだなこれは」


「勝手にやってろ。言っとくけどついていかねーよ?」


「あ、バレた。お願いだよ涼太〜」


「嫌だ」


「おごるよ?いちごオレ」


………でた。こいつの得意技。俺の大好きないちごオレで釣る作戦



「チッ…あ〜~。」