「今から行くぞ、目を瞑れ」 ツバサは指示通りをした。 そして何やら抱きかかえられる感覚。 ーーこの抱きかかえられ方は、お姫様だっこ!? 「え、ちょっと……!?」 「……黙っとけ。俺だってこんなことしたくねーし。暴れると落ちるぞ」 落ちると言われ、固まるツバサ。 動きが止まったことを確認したリクはいつの間にか出現していた大きな黒い穴に飛び込んだ。 「えっ、ちょっとぉぉおーーー!!」 悲鳴を上げたツバサはそのまま気を失った。