黒薔薇





「知ってんのか?ナオを。」


「ああ、まあな。」


「まあそれはいいや。
それより、お前は誰なんだよ?」


「俺か?俺は奏志郎。
お前らの世界なら、聞いたことくらいはあるだろう?」


「奏志郎って、あの有名な!?」


「有名かはしらねぇよ。
だけど、“黒薔薇”ほどじゃないのはわかってる。
だから、ここで俺がお前をやっても、ただの強い奴としか思われない。

言ってる意味、分かるよな?」