黒薔薇





「お前の兄貴なんて、頼まれてもやらねぇよ。」


「あたしだって、頼まれても嫌だよ。」


「ふっ、気が合うな。」


「こういうときだけね。」


話しながらも、負担がかからないようにか、ゆっくり歩いてくれる。

そして、やっと屋上までたどり着いた。


「あー、しんどー。」


「おつかれさん。」