黒薔薇





地面には数千人が倒れており、
服は血と砂で汚れ、
身体のいたるところに傷ができ、
息はもう切れ切れだった。

敵はまだ50はいる。


「…まだ…いるの?」


身体は痺れてきて、感覚がなかった。


「俺…もう無理。」


あたし以上に疲れ切っている星樹。
もう、立っているのも辛そうだった。


あたしたちはこんな状況なのに、
白魔の総長は全然元気だった。