黒薔薇





「俺は楽しいけど。」


海翔は1人、そんなことを言っている。


「…海翔、すごいね。
あたしも頑張らないと。」


あたしは息を整えると、もう一度身体をフルに動かす。


つかれた。
しんどい。
やめたい。

でも、勝ちたい。
死にたくはない。


あたしは、その気持ちで身体を動かしていた。