黒薔薇





「そんなんで大丈夫?」


「大丈夫っ。
足は引っ張らないよ。」


「いいよ、多少引っ張っても。
あたしたち仲間だし。」


「いや、引っ張らない。」


真剣にそう言う星樹をみて、あたしはコクコク頷いた。


「うん。頑張ろうね。」


あたしは、拳を突き出す。
すると、星樹は満面の笑みになって、拳に拳を突きつけた。


「ほら、奏汰と海翔も。」