黒薔薇





「あんまりしないだろ?こういうこと。
だから、してみた。」


確かに。
恋人らしいことはあまりしない。


「そっか。」


「少しだけこうしてていい?」


「いいよ。」


不安なんだろうか。
奏汰の身体は微かに震えていた。


「梨矩。」


「ん?」