黒薔薇





「ひとりで来たんですか?」


校庭のど真ん中に、ひとり佇んでいる男に声をかける。


「ああ。
今日やりあうつもりはないからな。」


「そうですか。」


「明日、19時。
ここの学校の前で待つ。」


「わかりました。」


「…それより、後ろの男は奏志郎か…?」


男に聞かれ、奏汰が反応する。


「ああ。」