黒薔薇





「…あたし、これで最後にする。」


「え?」


声を出したのは星樹だったが、他の2人も不思議そうな驚いた顔で、こちらを見ていた。


「“黒薔薇”は白魔との闘いで死ぬ。
もう“黒薔薇”じゃなくて、梨矩として生きる。」


「…そっか。
俺はいいと思う。」


一番に声をあげたのは、奏汰だった。


「俺もいいと思うぞ。」


「俺はちょっと残念だな。
俺の手で潰したかったのに。」