黒薔薇





「じゃあ、また来るな。」


「じゃあな、梨矩。」


「…うん。」


2人が病室から出ていくと、あたりまえのことだけど、部屋が静かになる。

それがなぜか、寂しく思える。

星樹と奏汰といると、自然と笑顔になれる。

あたしは、あの2人といるときの自分が、一番好きだ。
なにもかもをさらけ出せる感じ。